tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

介護の経過 その3 手すり工事 [No.2021-039]

2月24日に手すりの工事が入り無事設置できた。父も楽だと言ってくれている。

 

まだ介護保険のランクが決定されていないが、自己負担額は工事費用総額の1〜3割となる。最大でも7割を保険で負担してもらえるのだからありがたい。

 

負担割合は介護の認定ランクによって決まる。先ず2つの分類があり、各々ランク分けされていて計7ランクに分けられている。

・要支援:2ランクに分かれている

・要介護:5ランクに分かれている

 

調査員さんの見立てでは、うちの父親の場合は、杖を使ってなんとか一人で歩くことが出来るので、おそらく要支援の2か、要介護の1あたりになるのではないか?とのお話しだったから、自己負担は2割か3割になるだろう。

 

取り付けた場所は父の寝室から居間、廊下を抜けてゆくトイレまでのルートに3箇所とした。

 

居間には今回工事したこの1箇所に加え、以前設置したポータブル(レンタル)の手すりがある。

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廊下は約2mの1本の手すりを取り付けた。この写真の背中側にトイレが有り、そこにも取り付けてもらった。

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今回の手すり設置に関わる手続きは以下の通り。

  1. 現地の状態調査
    市職員(調査員)とケアマネージャーが家に来て確認する
  2. 工事業者の指定と見積り書の取得
    本人家族が工事業者を決めて見積りをとる
  3. 見積書の提出
    見積もりが出たら本人家族からケアマネージャーに提出する
  4. 審査
    ケアマネージャは見積書と供に市に審査を依頼する
  5. 工事許可
    市が審査し許可となればケアマネージャー経由で家族に許可の連絡がくる
  6. 工事
    工事の許可が下りたら、本人家族が業者に工事進行を依頼し工事を行う
  7. 工事費用の支払い
    工事完了後、工事業者に本人家族が全額を支払う
  8. 工事完了報告
    本人家族からケアマネージャーに工事完了の報告書を提出
    報告書には市の用紙を使用する
  9. 処理の完了手続き
    市の側で完了の手続きが行われる
  10. 保険料の振り込み
    工事費用全額から本人負担分を差し引いた額が本人宛に振り込まれる

 *うちの場合は24日の工事完了の時点で上記の7番まで進んでいる。

 

 以上が手すり工事と介護保険申請に関わる手続き結果となります。

 

父はあれから週2デイサービスに通っているのだが、頭には何も問題なくしっかりしている人なので、ボケてしまっている人と一緒にいるのがとても苦痛らしい。

かわいそうだが、腰に力が入らず家の風呂には入れない(入れるとは思うがバスタブから出ることが出来ないだろう)ので、うちとしてはデイサービスに頼るしか方法がない。

 

そこで、お風呂だけ入ったら帰ってきてもいいんだよ、と言ってみたら「昼飯がとても美味しいから、どうせ行かなきゃならないなら午後まで勤めます」だってさ。

 

んー嫌なのか楽しみなのか?これも昭和一桁男のデリケートなところなのか?それともダンディーを決め込んで楽しい顔ができないでいるだけなのか?

わからないぜっ。

 

 

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