tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

「車」という趣味 SUBARU WRX STIについて [No.2021-040]

以前趣味について書いた記事で「車」も自分の趣味の一つと書いた。

tomo1961.hateblo.jp

 

 そこで自分が今まで乗ってきた車やバイクに関して、過去を思い出しながらまとめ始めたのだが、これがなかなかのボリュームで、同時に写真をさがし始めたのだが古いアルバムを見ていると「あーなつかしいね〜」というのが始まってしまうのでちっともはかどらないのだ。

 

そこで、先ずは一番書きやすい現在乗っている車の話から一つの記事にしてゆきたい。

車種はスバルのWRX STIの2013年式で型式はCBA-GRFだ。現在の一つ前のモデルのハッチバックボディーで、スバルがアプアライドモデルと称しているマイナーバージョンはD型だ。

 

車名はA〜C型までは”インプレッサ”という名称がついていたようだが、D,E型には”Impreza”というエンブレムはついておらず、車検証の車名の欄にだけ”インプレッサ”という名が残っている。

 

エンジンは2,500ccターボのEJ25型で、最高出力は300ps/6,200rpm、最大トルクは35.7kgf·m/2,800 - 6,000rpmという代物で、私の車遍歴の中で最高出力であり、この車の一つ前に乗っていたファミリーカーのトヨタアイシス2,000ccの倍以上である。

頼もしい。

 

が、街乗りだと燃費は6.5km/l !

 

本当はマニュアルシフトのGRBが欲しかったのだが、良い出ものだとまだ280〜320万円の値がついていたので、このオートマのGRFにせざるを得なかった。

 

最近流行りのCVTではなくトルコンと呼ばれているトルクコンバーター式のオートマチックトランスミッションだ。6速じゃなくて5速、というのがとっても泣けるが、2,550rpmくらいから図太いトルクが出てくるので乗り慣れてきたら今は5速もいいかな、という感じだ。

 

買ったのは2019年の3月。カーセンサーで走行距離が33,800kmで200万円というものを見つけたので、岡崎市まで行って契約してきた。

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今のところ改造は一切やっておらず、いじったのはドアのバイザーを取り外したくらいか。バイザーがあると視界が遮られるし、高速道路で風が強いときなど”ボボボボ”とうるさいので嫌なのだ。

 

あとは、タイヤがヘタっていたので、買って2年目の春の夏タイヤに戻す時にダンロップの輸入スポーツ車用のMAXX 050+に交換した。

 

この車の新車時装着タイヤはブリジストンPOTENZA RE050Aでガッチガチのスポーツタイヤなので、タイヤ屋さんに乗りにくいという話をしたところ、これを推してくれたので決めた。

POTENZAは性能は良いんだろうけどピーキー過ぎた。値もいいしね。

 

替えてから乗り心地がちょっとだけ良くなって、且つ切り始めの反応が鈍いのでその分乗りやすい。峠道なんかでは「くそっ」っと感じる時があるし、極低速のコーナの出口でガバっと踏むと滑ったりするけど、まぁバランスとしてはこっちにして良かったと思っている。

 

ショックアブソーバーをストリートスポーツグレードのものに替えて少しだけ車高を下げたいし、リップスポイラーなんかつけたらかっこいいなとは思う一方で、頭に白髪が目立つおじいさんがドノーマルの大馬力車に乗ってるのも渋くていいかなとも思っている。 

 

2013年といえば、もう既に各車アイサイトや自動ブレーキが搭載され始めていたが、この車にはそういうものは一切ついていない。

 

若い頃、4台目として乗ったのがトヨタのAE82カローラFX。エンジンはあの有名なAE86と同じDOHCの4AGを横置きに乗せてあるFFスポーツで最高出力 130PS/6,600rpm、最大トルク 15.2kg・m/5,200rpm(グロス値)。決して乗りやすい車ではなかったが、タックインが入りやすくて面白かった。

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これに乗って以来リアゲートのない車には自分の所有車としては乗ったことがない。

 

ハッチバックフェチだ。


2BOX車の”おしり”が大好きだ。観ていて飽きないし本当にたまんない。

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一見車高が低く見えるがそれほどではなく、山に登る時にも乗っていくが、登山口の整備が行き届いていない駐車場やその取付道路でも、今のところ底をこすったことはなく、以外にも実用的だ。燃費以外はね。

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走りはキビキビとよく曲がるし、パワーがあるので高速道路の合流もとても楽。四輪駆動車にしては気になるアンダーはないし、ハイパワー車としてはすごく乗りやすい方だと思う。

 

スバルの車には「SIドライブ」という機能が搭載されている車種が多く、この車にもついている。

エコモードである「I」、スポーツモードは「S」と「S#」だ。通常は「S」で走り、定速走行になったら「I」モードにすると少し燃費が良くなる。

キビキビ走りたい場合は「S#」にするが、このモードにすると300馬力がそのまま出ている感じになるので、それなりの気構えが必要になる。

 

高速道路で追い越しをかける時は、左手でパドルシフトを1回操作しシフトダウンして踏み込めば一瞬の事となる。楽だ。

 

これを買った次の2019年の冬に雪がほとんど降らなかったし、 この冬も意外と下界に降っていないのでまだ雪道で試したことがない。

霧ヶ峰あたりに行って思う存分振り回してきたいのだが、そうこうしていたら親父がああなってしまったのでしばらくは外出を控えているところ。

 

車の走行特性を安全な低速域で試すには雪道を走ってみるのが一番なのだが。このままもたもたしていると桜の季節になってしまう。残念だ。

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この伊那市でも街には全く雪は残っていない。上の写真は2019年の4月に桂小場登山口の様子を見に行った時に撮影したもの。

 

手に入れてからもうすぐ2年になる。1万7千キロ乗ったがこの個体は販売店がよく整備してくれたおかげで一度も修理になっていない。アタリだったと思う。

 

 家にはもう一台、日産のE12型ノートがあるので、経済的にみるとこの車を所有している事自体贅沢なのだが、もしこのお尻を見る事が出来なくなってしまうとなると、おそらく私の気持ちが死んでしまうので、趣味の車としてまだしばらくの間は乗り続けていたい。

 

 

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私のもう一つのブログ「50歳からの単独行」も、是非御覧ください。
50歳から再度山に登り始めたお話を小説風に書いています。
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