tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

老老介護

母の癌について [No.2022-005]

以前以下の記事で母の癌について少しふれていた。 tomo1961.hateblo.jp 先に結論から書くと、母の癌は無事に切除できて、残ったがん細胞の残渣のようなものも、術後の陽子線治療によって全て無くなった。 本当に良かった。 但し、この「鼻腔内悪性黒色腫」と…

介護の経過 その20 ついに亡くなりました。そして母までも![No.2022-care-020]

父の経過については昨年の11月中旬に以下の記事を最後としていたが、2月の中旬についに息絶え、亡くなってしまった。88歳と半年の命でした。 tomo1961.hateblo.jp 亡くなる2週間ほど前から呼びかけに応えられなくなっていたので、ある程度覚悟はできて…

介護の経過 その19 厳しい面会基準 [No.2021-care-019]

前回の記事が最終回かも?と書いたのだが、今回は父が療養病棟に入ったその後について、少しだけ触れておく。 tomo1961.hateblo.jp 先ず、父のその後の経過だが、IVH(中心静脈輸液)の効果は絶大だったと思う。 それ以前はかなりボーッとしてしまっていたし…

介護の経過 その18 療養病棟に入り家族介護は終了へ [No.2021-care-018]

10月の半ばに以下の記事を書いて以来ブログの更新ができていなかった。理由は大きく二つで、父の事と自分の通信教育の為。 tomo1961.hateblo.jp 父は、この記事を書いた日の午後、施設で意識がなくなり救急車で病院に運ばれ、再び入院となってしまった。 …

介護の経過 その17 再退院して再入所 [No.2021-care-017]

前回の記事はこちら。 tomo1961.hateblo.jp 入院後の経過は良く、昨日退院になってそのままいつもの介護施設に入ることになった。 そして、本人の体調が良いことと、施設の予約が一杯になっていることもあり、今週の土曜日までの滞在ということで期間が切ら…

介護の経過 その16 入院してしまった [No.2021-care-016]

介護関係の一個前の記事はこれ。 tomo1961.hateblo.jp で、あと数日で帰宅するので、窓越しの面会に行き、だいぶ調子が良さそうなことも確認できていたのに、施設から急に「発熱したのでこれから病院に行きます」と連絡が来て、急いでいってみると、 「診断…

介護の経過 その15 退院できそうです [No.2021-care-015]

退院できそう、といってもこのブログには入院したことは書いていなかった。 父親は食事がほとんど取れなくなって衰弱してしまい、10日ほど前に市内の病院に入院していたのだが、かなり回復したので、先週末病院から「あと1周間ほどで退院できますよ」と連…

介護の経過 その14 ”リハビリ終了”となってしまった [No.2021-care-014]

久しぶりの介護関係のはなし。 口語で「久しぶりだな〜」は、伊那弁にすると、 「はーるかぶりだなおぇ」 となる。 前回のこの記事でヘルパーさんを頼んで家で風呂に入っていると書いたが、同時期から市内のリハビリ施設への通いリハビリも始めていた。 tomo…

定年後の健康維持について考えるべき [No.2021-182]

定年退職をした後の健康をどう維持してゆくのか?について、自分で考えてみたことはあるだろうか? 友人の話やSNSやブログなどを見ていると、これに関しては考え方や行動のグループが、二つに別れているように見える。 全く気にしない人、人に任せている人 …

介護の経過 その13 オヤジが家で風呂入ったよ [No.2021-care-013]

通所デイサービスでの入浴を拒否した父だが、その後家で入れるように準備を進めてきたことは以前書いた。 tomo1961.hateblo.jp 浴槽の取り付ける手すりはこんな感じで、これがあることによって、本人がしっかりと掴んで自分の体を確保しながら脚を上げること…

ワクチン接種予約 [No.2021-S022]

伊那市では、高齢者向けのワクチン摂取予約は、今日の9時から始まった。 うちの80代後半の両親にも予約券が来ており、私がwebから手続きをしたのだが、何も問題も迷いもなく予約する事が出来た。 実にあっけなく簡単だった。 ページを開いてみると「重要…

介護の経過 その12 オヤジ自分で風呂入るってサ [No.2021-care-012]

両親が、ケアマネ、介護用品店を水曜日に呼びつけて、自分で風呂に入るための器具について相談していた。 もう私には全く構わず突っ走っている。 で、浴槽用の手すり。 入浴グリップ[ユクリア]UB専用コンパクト130脚付 PN-L12311D オレンジ メディア: ヘルス…

介護の経過 その11 やる気の方向がズレてる [No.2021-care-011]

前回の記事で、これまでの契約を全て御破算として、入浴は自宅、リハビリだけ通所、という契約をしたようだ、というところまで書いた。 tomo1961.hateblo.jp 本人は自分の意見が通って随分とやる気が出ているし、最近暖かくなったという事もあって、天気が良…

介護の経過 その10 あとは本人のやる気だが [No.2021-care-010]

金曜日に新たな契約をしたようだ。 ようだ、というのも、本人も母もここのところ少し秘密主義になっていて、実際には妻が聞いていて教えてくれているのだが、私には相談も声もかけてくれなくなっている。 で、今後はどうする事にしたか? ・介護ヘルパーさん…

介護の経過 その9 全部御破算になった! [No.2021-care-009]

前回の記事はこれ。 tomo1961.hateblo.jp そして全部御破算になった。 先週から、なにか変な動きをしているなぁとは思っていたが、私と妻を抜きで木曜日にケアマネージャーさんを呼んで、デイサービスは断ったとの事。 呆れた。 で、入浴はヘルパーさんに来…

退職の前後で決めておく事済ませておく事 [No.2021-094]

先週の記事で無事退職日を迎えたところまで書いた。 tomo1961.hateblo.jp 今回の記事は、「退職の前後で決めておくこと済ませておく事」の内、ちっせぇ事だが大切な事についてまとめてみる。多少以前の記事と重複するが、それらの記事の加筆修正という形で今…

介護の経過 その8 前向きになれたのかな? [No.2021-care-008]

前回は、本人が少しずつ状況を理解し始めて体力も回復していると書いた。 tomo1961.hateblo.jp しかしやっぱりデイサービスには行きたくないらしく、かといって私に言ってみても続けなさいとしか言わないので、結局母にゴネているようだ。 しかし、体力を回…

介護の経過 その7 筋力の回復 [No.2021-care-007]

介護の経過の前回は、父親がようやく介護保険制度について理解した、という事を書いた。 tomo1961.hateblo.jp その後、ひとりブツブツ言っている時はあるが、概ね理解し、デイサービスに対して少しだけ前向きに考えられるようになったみたいだ。 身体能力に…

介護の経過 その6 なかなか本人が納得できず [No.2021-care-006]

父が週に2日、火曜日と土曜日にデイサービスに通っていることは以前の記事に書いた。 tomo1961.hateblo.jp その後も行く日の前の晩になると「明日は行かないから」と言ってゴネていた。 一番困るのは母親で、ほぼ泣きそうな感じで私に助けを求めてくる始末…

介護の経過 その5 介護保険証が届きました [No.2021-care-005]

*この記事以後、介護の経過の記事については通常の記事と切り離してナンバーをつけることにします。 介護保険証と負担割合の通知書が届いた。一緒に伊那市のその他の制度の説明も入っていた。 ランクは「要介護の4」。思った以上に重度と判定されびっくり…

介護の経過 その4 揺らぐ本人の気持ち [No.2021-048]

2月27日(土曜日)朝、この日はデイサービスに行ってもらう日だが、起きて居間に行くと父が母と何やら揉めている。 すぐに口を出すと、いつも余計に盛り上がってしまうので素知らぬ振りをしてテレビを観ていたが、突然私に向かって「今日はデイサービスは…

介護の経過 その3 手すり工事 [No.2021-039]

2月24日に手すりの工事が入り無事設置できた。父も楽だと言ってくれている。 まだ介護保険のランクが決定されていないが、自己負担額は工事費用総額の1〜3割となる。最大でも7割を保険で負担してもらえるのだからありがたい。 負担割合は介護の認定ラ…

定年退職は”計画”して”実行”しよう その3 [No.2021-032]

さて、退職後の第一日目からである。 この日は会社を退職した会社員が家庭に入らせてもらう日、という事だ。 家庭によって違いはあるだろうが、極端な場合はこういう事になっているはずだ。 ・キッチンは妻の城 ・というかそもそも家自体が既に妻の城 ・家庭…

介護の経過 その2[No.2021-027]

先月末同居している87歳の父親が居間で転倒し、突然老老介護が始まってしまった事を書いた。 この記事では約3週間経過した今の状況を書いて行きたいと思う。 tomo1961.hateblo.jp 前回の記事では、介護保険取得のための最初の4ステップを書いたので、先…

突然!老老介護が始まった!最初の4ステップ [No.2021-015]

突然の事だった。そしてあれよあれよという間に我が家は”老老介護”の家庭となってしまったのだ。 先週、同居している87歳の父親が居間で転倒した。 数年前大動脈乖離が発見されたが、入院での投薬治療中に左足付け根の血管に血栓が飛んでしまい、左足が少…