注意事項:本記事はtomo1961が一般工作の延長で行ったギターへの”工作”を記録した”物語”です。くれぐれも、この記事内容を基に”本物のギター”の修理は行わないようにお願いいたします。
記載内容を基にした何らかのトラブルや損害、損失等につきましても、一切の責任を負いかねますので予め了承願います。
さてヘッドの修理はまぁこれは要は「お化粧直し」的な作業とも言え、今回の目的は知らない人のイニシャルを消す、という事になる。
先ずはとにかくサンドペーパーを使って表面を削り倒す作業だ。
ペーパーの番手は120番でスタート。
少し進めると濃い茶色の層の下に明るい茶の層があるようで、そこに達すれば日焼けで残ったイニシャルも消えそうな雰囲気に見えた。
だんだん濃い茶色の層が削れてゆくが、なんだか嫌な予感。
そしてその濃い茶色の層を抜けると...予感的中。
なんと余計に日焼けの跡とロゴの跡が目立ってきてしまった。これは困った!
さらにサンディングを続けてゆくと...
ようやく日焼け跡が薄くなってきて、この層を抜けそうな感じ。
さらにサンディングを進めてゆくと日焼け跡は消えたので番手を240番にして仕上げてゆく。
完全に消えた時は嬉しくて写真を取り忘れてしまったが、軽く水拭きをしてドライヤーで乾燥させプライマーを吹き付けた後がこの写真だ。
かなりきれいになったので満足だが、ここまでは一気に進めたのでたっぷり4時間位かかってしまった。
そして後日、”ウレタンニス”と称するウレタン塗料なのか?ニスなのか?よくわからない名前の缶スプレー吹き付けて仕上げ。
吹付けは、
・3度塗り
・1時間放置
・3度塗り
3度塗りの間は各々20〜30分くらい放置するので実作業時間はちょっとだけど、各作業間の待ちが長い半日がかりの工程となった。
いい感じ!
元の「YAMAHA」のロゴが消えてしまったので、後でロゴを付けた後にもう1セット3度塗りを行う予定。
さて次はトラスロッドカバーの固定ビスを受ける部品の製作と組付け。
トラスロッドのところにピッタリハマるように木のコマを作って...
調整ボルトをまたぐように工作し...
ヘッド部の面と同一面になるように=面一(ツライチ)=合わせ加工を行う。
良さそうな寸法になったので木工用ボンドで接着して放置、という簡単な作業。1時間位で終了。
トラスロッドカバーは最後の最後に組み付けるので、この部分は一旦このままとする。
次はいよいよトップ板の塗装はがし、サンディング、そして再塗装と順次進めてゆく。
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今日の一曲
「花咲く旅路」原由子
*本ブログに掲載している広告とリンクを除く全ての写真はtomo1961又はその家族が撮影したものです。
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