tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

超マイナーな”大賞”を大々的に報じるマイナーメディア [No.2022-067]

 

ちょっと前の話題になるけど、毎年今くらいの時期になるとメディアがこぞってユーキャンの「新語・流行語大賞」というのを報じる。

 

で、毎年まともな国民は笑って(失笑)いるので、これも演芸の一種なのだろうね、と私は思っている。

 

でもこんなマイナーな演芸を真に受けて、”もっと流行していた用語があるはずだ!”とかなんとかカリカリしている人たちはもっと低俗だけどねぇ

 

物事を整理してみると、「新語・流行語大賞」というのは、

 

現代用語の基礎知識」という雑誌

 

に収録されている用語を基に、自由国民社と社自前の大賞事務がノミネートする語を選出して、これも自前の選考委員会(後述)によってトップテンや年間大賞語が選ばれる、

 

という、その界隈の極々内輪で選んだ”大賞”ってだけのモノ

 

選考委員は以下のたったの7名の方々。
姜尚中東京大学名誉教授)
金田一秀穂杏林大学教授)
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
俵万智歌人
室井滋(女優・エッセイスト)
やくみつる(漫画家)
大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
*敬称は略させていただきました

 

どこぞのメディアは記事の中で「最近は権威が落ちたかも」というようなことを書いていたようだけど、

 

そもそも”権威”なんてなかったよな。

 

と思うのは私だけなのだろうか?

 

大体にして、どっかの内輪のイベントの結果を、メディアが取り上げた、というだけで”権威”がある、と思っているのは思考停止だし、そもそも気がどうにかなっちゃってる人たちの考え方だ。

 

でも、この結果が報道される事で、これまで知らなかった言葉を知ることが出来る、というメリットは有るのかも?

 

...ん?でもそれって?!

 

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