tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

山の登り方 to remind myself その3 [No.2022-036]

 

今回は、

6.登頂

7.下山と休憩、補給

前回の「その2」はこちら

tomo1961.hateblo.jp

 

6.登頂

登頂出来てしまえば大休憩しながらランチしながら景色を楽しむなど、好き好きに過ごせばよいのだが、休憩を終わりにする頃には、

 

下山のことを考える

 

事が重要となる。

 

これもいろいろと検索してもらえばよいが、私は次の3点については絶対に忘れないように気をつけている。

 

・出来る限り重量を減らす

登山の場合は余程の事がない限り、持ってきたものは全て持ち帰らなければならないので、捨てて減らすことが出来るのはだけ。

 

下りルートで必要な水の量と水場の位置関係を考えて不要な量は山頂で捨ててしまう。

 

クドイが捨てていいのは「水」だけだ。健康ドリンクとかパワードリンクとか、お茶などの水でないものは、要は「残飯」の類でありゴミなので、山にはゴミは絶対に捨ててこない事!

 

絶対に守って欲しい。

 

・靴紐の縛り直し

登りの項には書かなかったけど、靴紐の縛り具合は登りの時と下山りの時は違う。

私の場合は登りのセッティングは適当でも問題ないのでノウハウやウンチクはないが、下りではそうはいかない。

 

下りでは、足の甲と足首は靴紐できつく縛って固定する感じにする。

さらに、これはお好みだが私の場合は、足首のところもかなりしっかりと固定する。

 

下山中に靴の中で足が前にずっていってしまうと、足の爪や指が靴の中で当たって苦痛だし、バランスを失いやすいからだ。

 

もちろん、うっ血するほど締め付けてはいけないので、何度か山に登るうちに自分に最適な締め加減を掴んでおく。

 

必ずやっておいたほうがいい。

 

・膝サポーターの装着

これは私だけの必須行為だが、私は下山時に腸脛靭帯炎が発生する膝なので、この靭帯を固定するサポーターを装着する。普通の人には不要だろう。

 

7.下山と休憩、補給

前の前の記事で登攀時に使うのは心肺力だと書いたが、下山時のそれはモロに筋力ということになる。

 

下りで足を踏み出す時は、後ろ足の筋力でこらえ、着地で前足がこらえる事で落下にならずに歩く動作が成り立っているのだ。

 

さらに筋力が充分にあるばあいは、トントントンと落ちるように、且つ速度を制御しながら下山してゆくことも可能だ。

 

私も2016年から3シーズンくらいまでは、シーズン半ば以降では筋力がついていて、下山時には、例えば赤岳の南沢の上部や、仙丈ヶ岳でバスに間に合わないかも?!の時はほぼ走って下った経験がある。気持ち良いのだ。

 

筋力がついているというのは嬉しいだけでなく行動時間の短縮になるので良い。

 

主に使うのは大腿四頭筋なので事前に筋トレによって強化しておくのもよいだろう。

 

あとはふくらはぎの筋肉も使うかな。

 

これらの筋力が弱いのに、下山を急いでしまうと股関節や膝の関節を痛めてしまうので、筋力に自身がない場合は痛めてしまう前に、歩幅を狭く歩く速度を遅くして下山するのば無難だ。

 

後は補給だが、下りでは筋力がない人でも意外とリズムに乗りやすいので、そうなるとついつい休憩をせずにあるき続けてしまう。

 

そうなると補給も疎かになるが、上述の通り筋肉にはかなり厳しい状況になっているから、適切な間隔で忘れずに補給する。

 

私の場合は、カロリーバーを1時間半か2時間で1本消費するように心がけているが、これも人によって違うので、事前に自分の適量を頭に入れて考えて忘れずに補給することが大切。

 

もちろん水分補給も忘れずにね。

 


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