買って来たギターを観察してみる。
これは"Sepia Crue"というブランドのギターで、ネット上の評判は劣悪なので以前からその名は知っていたんだけど、持ち帰って来た理由は、売れたギターと同じ値段だった運命というか流れに従ってみただけ。
SepiaCrueの中でも"Custom"と書かれているところが少し違うみたい。型番はW-250TSと書かれており、ネット上の情報を探してみるが細かいことは何もわからなかった。古いものか?
ラベルにシリアルナンバーが記載されてないって、さすが某国製品ですね。
よくよく観察してみるとしかし、いわゆるモノの"程度"ということはわからないけれど、とっても綺麗で木製品としてはしっかりしているように感じる。ヘッドの傷がついた時に受けた衝撃が見えないところで問題を内在している可能性はあるけど、それは使ってゆくうちに判明するのであろう。
問題のナットはこのままではどうにもならないことは明白なので交換することにして、ついでにサドルも交換してしまおう。エンドピンも以前買って使っていないのがあるので問題なし。
早速楽天でブランクのナットと、元々とついていたのと似た形のサドルを注文。
TUSQというものが安価で良いらしいので、素直にネット上の先輩たちの情報に従う。
数日して部品が届き、それなりに難儀して新しいナットを完成させ。もともとそれほど反っていなかったネックの反り調整を少しだけやって、サドルも削って弦高は2.5mmより少し高いところに持って来ることができた。
弦は買い置きのマーチンM170 Extra Light。
弾いてみるとCebuのフォークギターより数段弾きやすいし、ネットに書かれているような"チューニングができない"とか"すぐにズレてしまう"というような事はなくて問題なく使える様子である。
何にしても良かったのは、このギターはナット幅が43mmと狭くネックが握りやすい事。コードチェンジも楽な感じがするし、修理ができてから1週間使っているけど、何よりもカントリーロードが、下手なりに最後まで続けて弾けるようになったのだから、少なくとも自分が今まで使って来たギターよりは良いのだろうと言えるので、当面これで練習を続けてみよう。
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