死ぬ前に後悔すること、とは？ [No.2022-019]

水曜日の夜のテレビ番組でRIKAKOさんの現在の生活について紹介していたのだが、途中で風呂に入ってそのまま部屋に閉じこもってしまったので番組全部は見ていないけれど、まだ５０代中盤というのに「終活」について語っていたのが印象的だった。

ここのところ自分の身の回りで亡くなる人があったり、自分の子供達のことを考えれば私の場合は３人の子どもたちのうち２人は既に東海地方で生活の基盤を固めているから、もう一生近くに住んでくれることはないだろうな、などなど思うところがある。

一番下の娘も、既に地元で働いてはいるが、密かに”いつか都会で旗を上げたい”、と思っているようだ。しらんけど。

そういう意味で、自分もそろそろ身の回りをきれいにしておいたほうがいいな、となんとなく思い、寝際にいくつかの関連ワードを検索してみた、というわけ。

で、そうこうしている時に、検索に引っかかってきたのが、

・死ぬ前に後悔する17のこと

なんていうワードだ。「終活」とは直接関係はないんだけど、引っかかったのでさらに検索を進めてみた。

似たような記事がザクザク引っかかってきた

なぜか「５つ」と「９つ」と「１７」のバージョンがあって、さらに検索ワードを積んでゆくと、どうも元ネタはアメリカの末期患者ケア病棟に勤める看護師が、その患者達から聞いたことをまとめたものらしいのだが、「regrets of terminally ill」で検索をかけてみても多数の似たサイトが引っかかるので、元ネタがどれなのか？までは追うことが出来なかった。

多くの類似サイトが、さも自分がオリジナルであるかのように書いていて、とあるサイトでは緩和ケアを行っている医師がこれまで ”自分で” 聞いた話として紹介しているが、こんなに簡単に検索できちゃうからさ、そこまで言い切るのは無理があるでしょ〜ねぇ。

で、数々の似たサイトに掲載されている、おおよそ平均的な１７のバージョンのリストを以下に掲載した。

１．他人がどう思うか、気にしすぎなければよかった
２．他人の期待に沿うための人生ではなく、自分が思い描く人生を歩めばよかった
３．あんなに仕事ばかりしなければよかった
４．もっと一瞬一瞬に集中して生きればよかった
５．喧嘩別れしなければよかった
６．もっと他人のために尽くせばよかった
７．もっと家族と一緒の時間を過ごせばよかった
８．友達との時間を大切にすればよかった
９．もっと旅をすればよかった
10．リスクを恐れずにいろいろ挑戦すればよかった
11．もっと自分の情熱に従って生きるべきだった
12．あれこれと心配し過ぎなければよかった
13．もっと自分を幸せにしてあげればよかった
14．周りの意見よりも、自分の心の声を信じるべきだった
15．愛する人にもっとたくさん気持ちを伝えるべきだった
16．もっと幸せを実感するべきだった
17．もっと時間があれば・・・