このブログ的には突然だけれど、「中小企業診断士」の受験をすることにした。
実は4月頃には決めていて、いろいろと調べて通信教育(実際にはweb教育)を購入して8月の半ばから勉強を始めていたのだ。
当初はこれをブログのネタにするつもりはなかったし、そもそもネタになるような話題にもならない、淡々と勉強するだけさ、と思っていた。
最初の1次試験は来年の8月なので1年間まるまる時間があるわけだし、毎日2時間程度ちょこちょこやっていれば受かるだろう、と思っていたのだ。
ところが始めてみるとそんな軽いものじゃなかった。
今は毎日勉強に5〜6時間は割いていて、多い日は8時間以上やっている。
ブログが1ヶ月も更新できなかったのは、父親の介護もあるが、こちらも重なっていた事が原因。
かなりアセっていて、先々週あたりにはもっと勉強時間を増やしてみたのだが、集中力が続かなくなりかえって効率が悪くなるので今は6時間を目処にしているところ。
このブログの「今さら聞けない仕事のツール」シリーズで言いたい放題書いてきたが、自分が社会人としてやってきた事がいかに狭い分野であったかを改めて思い知らされている。
まっある程度は知ってたけどね。
特に「財務・会計」は法的な制限などは関わっていた仕事上知っていなければならなかったからわかるが、実際のオペレーションに関わることは新しく知ることばかりだ。
財務諸表も、眺めて”特に”おかしな数字があれば気がつく程度で、細かいことを、それを試験問題的に問われるとゼロ点レベルなのである。
一方で「運営管理」という名の科目は、長年経験してきた生産工場の具体的なオペレーションについての内容だから最初のテストから及第点を得ることが出来た。しかし、多くの”方言”があってこれを修正しなくてはいけない。
もちろん教科書が”標準語”で、自分がいた会社の独特な用語が”方言”としてじゃまになっている、という事だ。
意外と出来たのは「労働法規」だ。
現役時代には必要に迫られ、誰に教えてもらうこともなかったが、都度しっかり理解しておいて良かった。
あとは経済理論がかなりハードルが高い。
「ポーターの差別化戦略として正しいのは以下のどれか?」
という問題が出るそうで、その理論を提唱した学者の名前まで覚えなければ正答にならない問題が多い。
学者の名を知っている必要なんてあるのだろうか?
とも思うが、こちらは試験を受けさせてもらう側なので文句を言っていても仕方ない。覚えるしかないが年齢的に記憶の定着が弱く苦労してしまう。
しかし、一番集中力が発揮される午前中は家の中も騒がしく、掃除機や洗濯機の騒音、宅急便やヤクルトレディーが訪ねてきたり、とても集中できる環境ではない。
だからしばらく前から、朝2時半に起床し集中を要することは早朝にやってしまい、午前中は勉強しないことにした。
このままだと午後眠くなってしまうので昼前に30分ほど仮眠をとると午後も4時間ほどはたっぷり勉強のための時間がとれる。
そして、いままでは「うるさいなぁ」と思いながらダラダラ勉強していた午前中にこうしてブログが書けるようになったというわけ。
この「中小企業診断士受験顛末記」とも言えるエピソードは、もう一つ別のブログを立ち上げて、そちらに残してゆき、このブログは引き続き続けてゆきたい。
どちらのブログもこれまで通りご贔屓にお願いします。
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今日の一曲
「matatakuma」Rei
*本ブログに掲載している広告とリンクを除く全ての写真はtomo1961又はその家族が撮影したものです。
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