文春オンライン掲載の記事よると、タマホームの社長が反ワクチン派であり、社員にも強要していて且つ、関連理由の欠勤者には給与を支払わない、と指示しているそうだ。
社内の「経営方針発表会」で、
「世の中がなんと言おうとも、ワクチン接種に反対です！」
と発言したという。
まぁ日本は「思想・信条の自由」が憲法で保証されているから、何をどう信じても良いんだけど、他の人にそれを強要するとなると、それはいけない。
この人はさらに、
「ワクチンを接種したら5年後に死にますからね」とか、
「５Ｇ携帯電話の電波に、新型コロナウィルスが寄ってくる傾向が高い」
とも発言しているという。
昨年から欧米のネット娯楽の範疇で発生した、ディープステートによる陰謀論に絡めたジョークが元になって広がった噂を信じてしまっているようだ。
簡単に言えば「無知な人」だな。
その上で論理的思考が出来ない人なんだな。
先程書いたように「思想・信条の自由」があるので、変な噂を信じてしまうところまでは、単なる個人が「無知な人」なだけだが、この人は労働基準法を知らないらしい。
「ワクチンを接種した場合は無期限の自宅待機」
「（自宅からの社用）PCへのログインは禁止」
「感染拡大防止対策に関する社内ルールに違反した場合、自宅待機を命じる」
「自宅待機期間中は欠勤（無給）扱いとする」
というような指示を出していたそうだ。
法律では、会社指示による欠勤は有給にしなければ労働基準法違反だ。
パワハラにだって抵触する可能性が高い。
だから彼は単なる無知な人ではなく「経営者として無知な人」と言う事になる。
タマホーム．．．危ないねぇ
やっぱ個人企業ってのは常にこういうリスクがあるのだろうね。自浄効果が働かないからな。
そもそもこの話以前に、冒頭の発言があったのが「経営方針発表会」というのが笑えるね。
正常な企業なら「経営方針説明会」だからな。
「発表」というのは決定済みの事案を公にするという事だ。
普通の会社は「説明会」としていて、説明を受けて自分たちの詳細方針を決めるし、その説明会では質問もありだ。
「発表」としているという事は、質問を拒絶しているし、下位方針というものもないのかも？と思ってしまう。
こういう言葉一つ一つに、経営者の信条や信念が表れるからね。
こういう企業に関わらざるを得ない人は慎重に、警戒しながら付き合ったほうが良いよ。
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