アメリカの大統領選以来、いわゆる”陰謀論”というものが、これまでと違い、その中には事実が含まれている時があるんだ、と勘違いしSNS＝人の噂に乗せて流布されるだけでなく、実際の行動に走ってしまう人が跡を絶たない。
昨日もおかしな行動に出た人達がいたそうだ。
”医師ら”が、というから、ふと信用してしまいそうになるが、要注意だ。
信用する前に調べてみよう。
先ず、「高橋 徳」で検索をかけて引っかかる一番上は上記のニュースだ。
その次に表示されているのが、高橋氏が経営している「クリニック徳」のサイトなので開いてみると．．．やっぱりな。
診療項目の中に「波動医学」とある。
「波動医学」とは疑似科学、簡単に言えばオカルトの一種で、この場合は”全ての病気にはそれぞれの波長があって．．．」というヤツ。
「波動医学」のような疑似科学≒オカルトを商売のネタにしているから、ワクチンが効いてもらっては困るのだろう。
本当に信念で嘆願書を出したのならなおさら滑稽だ。
さて同日、ワクチンデマについて、河野太郎大臣が同氏のブログでこのように整理して説明してくれているので一読しておいたほうがいい。
面白かったのは「『ワクチン接種された実験用のネズミが２年で全て死んだ』というのは『人が１００年でほとんど死んだ』と同じです」って痛快な説明だよな。
さらにここで輪をかけさせてもらうと、ワクチン出来てからまだ２年経ってないんだもんね！
それでも「実際に死者が出ているだぞ！」と騒ぐ人がいるが、残念ながらインフルエンザ・ワクチンの摂取でなくなってしまう人もいるのだし、コロナの場合は今は「疑わしきは全て記録」としているので、インフルエンザでの例より増えて当然だ。
実際調べてくれた人の記事があったので貼っておく。
世の中に起きることだから絶対と言ってはいけないだろうが、誤飲性肺炎，喘息、老衰、脱水、溺死などは関係ないだろうし、胸部大動脈解離や胸部大動脈破裂がワクチンの影響で突然悪くなるとは、素人目でも思えないだろう。
まぁとにかく、何度も書くけど「一酸化二水素が有害だ！」という類の主張を信じてしまうような話だ。
一酸化二水素（DHMO）については以下のリンクも参考にどうぞ。
こういう情弱者には、何を言っても効果はないんだろうけどね。
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