久しぶりの介護関係のはなし。
口語で「久しぶりだな〜」は、伊那弁にすると、
「はーるかぶりだなおぇ」
となる。
前回のこの記事でヘルパーさんを頼んで家で風呂に入っていると書いたが、同時期から市内のリハビリ施設への通いリハビリも始めていた。
火曜日と金曜日の週二回で、各2時間のトレーニングを行っていて、本人も自分の希望で始めたということだったせいか、比較的ご機嫌だった。
しかし、先週ケアマネジャーさんから電話があり、「リハビリの意欲がないので、当分休んだらどうか?」と告げられてしまった。
要は”体よくお断りされた”という事だが、言われる通り「やりたい」という意欲がない人にリハビリを強制的にやらせる事なんて無理だろうな。
ここ数週間はリハビリに行っても「座りたい」、「横になりたい」と言って中断することが多かったというのは知っていたのだが、断られてしまうとは...
8月初旬には土曜日の夜に「目がくらくらするから救急車を呼んでくれ」というので、伊那の中央病院の救急に連れて行ったのだが、血液検査もCTも問題はなく、どこにも悪いところが見当たらないので当直の先生も困っていた。
その結果を待つのに3時間ばかりかかったのだが、その間本人は何も問題なく車椅子に座って待合室のテレビを見ていたから、もしかして仮病か?かまってちゃんか?
しかしその後も家の中でも動くのを嫌がり、座っているのも嫌で寝てばかりになっているので、どんどん弱ってきている。
旺盛だった食欲も無くなってきているが、それでも3食きちんとたべてくれているので、まあ良いとしなければならないかな。
困るのは、24時間母親が常についていなければご機嫌が悪くなるので、むしろ今は母のほうが心配だ。
ケアマネジャーさんの提案は、平日はショートステイにお願いしたらどうか?ということなのだが、本人は嫌がるし、本人が嫌がると母は無理強いできないし、という堂々巡りで結局判断先送り、ということがもう3度繰り返されている。
病気もないのだから、家の中で動き回ったり椅子に座ってテレビでも見る時間を作ればいいと思うが、まだボケているわけじゃないのに、最近本人は何にも興味を示さなくなっていて寝てばかりだ。
これからどんな経過となるのか想像もできないが、見ている限り漫然と死を待っているように見えて痛々しいし悲しい。
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今日の一曲
「Live With Me」The Rolling Stones
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