株式投資をする上では様々な投資スタイルというのがあるようだ。
私が知っている範囲は極狭いと思うが、今のところ最も助けになっているのはチャート読みだ。
この記事では、チャート読みがわからない頃に高掴みして塩漬けにしてしまった銘柄を、少なからずチャートが読めるようになってから救出し、今は今後を予測して仕込んでいる、という経過を書いてみた。
但し、本当に私の予想通りに行くかどうかは不明なので、良い子は真似しないようにしてほしい。結果が出た時には報告します。
「トレンドフォロー戦略」を採用している方は、チャート読みによって売買のタイミングを見定めると言う事なのだが、これがなかなか難しいのと知識も経験も必要とするのだ。
例えば私の例で言えば、まだチャート読みなど全然わかっていない2020年の6月にキリンHD<2503>を2,318で500株購入してしまった。案の定どんどん株価が下がってしまい、とうとう塩漬け状態になっていた。
その後チャートの読み方を勉強してゆくと、私が6月に買いを入れたのは相当に愚かだったことがわかった。
また、この銘柄は下落後はかなりの割安になっていると読めた(なんとなくだが少ない知識を動員して)ので資金に余裕があった事もあり、損切りはせずにそのまま持ち続けて次の上を待つ事にした(もっと資金に余裕があれば1,900をつけた底値付近で難平しておけばよかったが出来なかった)。
すると11月の決算の発表値が市場予測を上回り、その後見るみる株価は上昇。12月には損益がプラスに転じ、さらに含み益が出始めた。
その後年末までに2度ピークをつけた後、年が明けて3日続けて急落しビビったが、1月14日にもう一度ピークをつけ、これで”トリプルトップ”となった。この間出来る限り高いタイミングで100づつ4回に分けて利益確定することが出来た。
元の買い値が高掴みだったので、この時点では利益はゼロに近かったが、チャートを読めたおかげで、損失を出すことなくなんとか再度スタートラインに戻ることが出来た。
シケた話だが優待がほしいので100は残したまま、今は最近の順調な下落を見守っている。
今後予想通りに2,000以下で200買い戻すことが出来れば、平均買付価額を2,100に下げることが出来る。
次の上げがいつ来るかはわからないが、これまでのチャートを見る限りこの銘柄は決算に左右されやすい傾向があるようなので、次の4月23日の決算後の上げが期待できると踏んでいる。
ここ1年と少しの間、この銘柄のピークは2,500、2,300、2,450なので、決算の結果にもよるが、決算後夏季に向かう事も考慮すると、2,400くらいは期待していいだろうと、当たっているか全然わからんが予想を置いている。
図中の、右下に向かって斜めに引いた赤い線は私が描いた線。1月末にこのように下がると読んで描いたが今のところほぼ倣って下げ続けているので、読みが当たっている状態が続いているが、今後も続けてこの線に倣っていくのか?どうなのか?わからない。
少なくとも、チャートを少し読めたおかげで売りを待てたし、買いに動けたから、学習した成果は出ていると思う。
もう一つ別の銘柄でも、チャートの動きを読んで先日うまい具合に利益確定できた。
さらにもう一つの銘柄では、チャートを素直に読むとまだ下がるはずなのだが、これを書いている3月2日の大引け後の段階で反転してしまったので、まだまだ修行が足りないのだろう。
たまにチャート読みやテクニカルは”根拠ない当てずっぽう”と言うような事を書いている方もいるが、私のようなド素人でも数回は当たっているので、そんな事はないと思う。
少なくとも学んでおくに越したことはないはずだ。
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今日の一曲
「Communication Breakdown」Led Zeppelin
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50歳から再度山に登り始めたお話を小説風に書いています。
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