
最近の「倹約令」を巡る奇妙な議論
ここのところ、ニュースやSNSのタイムラインを眺めていると、不思議な光景を目にすることが増えました。
なぜか野党側から「政府は倹約令を出すべきだ」という声が上がっており、X(旧Twitter)などでもそれに同調するアカウントが散見されます。
しかし、冷静に現状を見てみると、物資の絶対量は確保されているはずですよね。
おそらく、かつての「令和の米騒動」の時と同じように、中間業者が利益を乗せるために流通を絞っている、というのが今回の「不足」の実情ではないでしょうか。
そんな中で国が「倹約令」など出してしまえば、それこそ悪徳業者の思う壺です。
今日の午前中に行われた予算委員会の審議でも、立憲民主党の議員から「政府から倹約令を出せ」という、耳を疑うようなトンデモ論が開陳されていました。経済の仕組みを考えれば、今すべきは消費の抑制ではなく、歪んだ流通の是正だと思われるのですが、皆さんはどう感じられていますでしょうか。
私を襲う「個人的な供給不足」の危機
さて、そんなマクロな経済の話も気になりますが、私個人としてはもっと切実な問題に直面しています。イラク紛争の影響で物流が混乱するずっと前、おそらく昨年の秋頃から、ある「必要な消耗品」が手に入りにくくなっていて、本当に困っているのです。
その消耗品とは、他でもない「ひげ剃り」です。
5年前のブログ記事にも登場させたことがありますが、通称「貝印の青のT」と呼ばれているカミソリです。正式名称は販売している場所によって呼び方は様々ですが、あの青いホルダーの1枚刃といえば、ピンとくる方も多いでしょう。
長年、ダイソーで7本100円(税別)という驚異的なコスパで売られていたこの逸品。私はもう、これ以外のカミソリでは満足できない体になってしまっているのです。もはや一種の「洗脳」と言ってもいいかもしれません。

なぜ「青のT」でなければならないのか
世の中には5枚刃や電動など高機能なものが溢れていますが、なぜこのシンプルな1枚刃が良いのか。理由は主に4つあります。
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抜群の切れ味: さすがは貝印、1枚刃ゆえにダイレクトに刃が当たり、驚くほどよく切れます。
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意外な耐久性: 使い捨てという名目ですが、実際には3〜4回は十分に使えてしまいます。
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コンパクト: 小さくて場所を取らず、洗面所でも旅行先でも邪魔になりません。
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圧倒的な安さ: 1本あたり約15円という、他を寄せ付けないコストパフォーマンス。
- 日本製:なんと日本製です。岐阜県関市の工場で生産されているそうです。
ところが1年ほど前、何気なく貝印のオンラインストアを覗いてみたところ、なんとラインナップから消えているではありませんか。その時はまだダイソーの店頭に在庫があったので、「嫌な予感」はしつつも、まだ大丈夫だろうと思っていました。
捜索の末に辿り着いた「セリア」という希望
しかし、予感は的中してしまいました。昨年、ついに自宅から近いダイソーの棚から姿を消したのです。
それからは隣町の箕輪町にあるダイソーまで遠征して買い溜めていたのですが、先日ついにそこでも「もう扱っていない」との宣告を受けてしまいました。まさに絶望です。
代案として、同じ貝印の『ヤングT』という1枚刃もたまに使うことがあります。これも非常に良いカミソリです。ヘッドが少し大きく、青いタイプよりも倍くらい長持ちしますが、お値段はなんと4倍以上。普段使いの消耗品としては、どうしてもあの「青のT」の気軽さが恋しくなってしまいます。
同じ形で金色の「ゴールド」という商品もあるのですが、この「ゴールド」は剃ったあとヒリヒリして僕には合っていないようなのです。
さて、諦めきれず、藁をも掴む思いで市内の百均「セリア(Seria)」へ向かいました。すると……。
ありました!
何だよあったよ、よかったぁ まだ絶滅していなかった。ホントよかった。

残念ながら、セリアでは5本で100円(税別)となっており、ダイソー時代の「7本入り」に比べると実質的な値上げです。これも最近のインフレや原材料高騰の煽りなのでしょうね、しかたないです。
まとめ:愛用品を守るための小さな戦い
1本あたりの単価が少し上がってしまったのは残念ですが、完全に市場から消え去っていなかっただけで、今の私には十分な救いです。自分に馴染んだ道具が使えなくなるストレスは、何物にも代えがたいものですからね。
皆さんも「これがないと困る!」という、地味だけど欠かせない愛用品はありますよね?