tomo1961’s blog

-コロナ禍58で早期退職した田舎者の顛末'ing-

田舎でもSNS経由の詐欺被害が出ています!他人事じゃない! [No.2026-038]

長野日報記事

信州伊那谷はここのところ最低気温が0度を下回る日が続き寒いです。
そこで今日はちょっと背筋が寒くなるような(別の意味で)、身近なニュースについてお話ししたいと思います。

まずは冒頭の新聞記事を見てください。地元紙「長野日報」に掲載されていたものです。

これ、私の住んでいるようなのどかな田舎での出来事なんです。最近、SNS経由で投資勧誘を受けて多額の現金を騙し取られてしまうという被害が、こんな「田舎」でも普通に起きているんですよね。

 

ネットの世界に「都会も田舎も」関係ない!

冒頭の写真にある通り、60代の女性がSNSを通じて知り合った相手に、なんと544万円もの大金を振り込んでしまったそうです。「投資の短期取引で儲かる」という甘い言葉に乗ってしまったとのことですが……本当に胸が痛みます。

 

でも、考えてみれば当然のことかもしれません。SNSやインターネットの世界には境界線がありません。スマホ一つあれば、東京のど真ん中にいようが、信州の山の中にいようが、詐欺師は同じように忍び寄ってきます。

今どき標高三千メートルの山小屋でもWiFi繋がりますからね。

 

「うちは田舎だから、周りは顔見知りばかりだし安心」なんていう時代は、もう終わってしまったんですね。

 


その業者は「本物」?法律の壁を知っておこう

投資詐欺に遭わないために、まず私たちが知っておくべき「防具」があります。それは、日本の法律(金融商品取引法)です。実は、投資の勧誘を行うには厳しいルールがあるんですよ。

1. 「登録」のない業者はアウト!

金融商品取引法第29条では、

「金融商品取引業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、これを行ってはならない」

と定められています。 つまり、SNSで「絶対儲かる投資を教えます」と言ってくる人が、この登録を持っていない場合、その時点でアウト(違法)なんです。

2. 「絶対儲かる」は禁止!

同じく法律の第38条では、

「不招請勧誘(ふしょうせいかんゆう)」などの禁止事項が定められています。

「断定的判断の提供」の禁止といって、「確実に利益が出る」「絶対損をしない」といった断定的な言い方で勧誘することは法律で禁じられているんです。そんなことを言う人がいたら、その瞬間に「あ、これ詐欺だな」と判定してOKです。

 


騙されないための最強ツール:金融庁の検索システム

「相手がちゃんとした業者だって名乗っているし、番号も書いてあるよ?」という場合も油断禁物です。最近の詐欺師は偽の登録番号を平気で掲載しているそうです。

そこで、ぜひブックマークしておいてほしいのが、金融庁が提供しているこちらのサイトです。

[金融庁から免許・許可・登録等を受けている金融事業者検索] https://search.fsa.go.jp/

ここで名前が出てこない業者は、どんなに魅力的な話をしても信用してはいけません。「まずは自分で調べる」というワンクッションが、あなたの大切な財産を守る最後の砦になります。

但し、実在の業者名とその登録番号を騙られた場合は、残念ながらこの方法は無力です。

 


「当選おめでとう!」……そんなラッキー、本当にありますか?

投資詐欺と同じくらい、あるいはそれ以上に「えっ、これに引っかかるの?」と思ってしまうのがメール詐欺です。

こちらの記事では、60代の男性が「高額配当当選おめでとうございます」というメッセージを信じ、手数料名目で159万9,000円も電子マネーで支払ってしまったそうです。

 

正直なところ、私もこの手のメールを受け取る事はあります。もちろん「またか」とスルーしていますが、実際に被害に遭われたというニュースを見てびっくりしました。

 

何の心当たりもないのに、突然空からお金が降ってくるような話。残念ながら、そんなラッキーは現実には絶対に起こりません。「何もしていないのにお金がもらえる」という誘いに乗ってしまうと、次から次へと別の詐欺のターゲットにされてしまう可能性もあります。

 


まとめ:自分だけは大丈夫、という思い込みを捨てよう

投資詐欺にメール詐欺。手法は違えど、共通しているのは「人の欲や善意、あるいは不安につけ込む」という点です。

 

「自分はリテラシーがあるから大丈夫」「こんな見え透いた嘘には騙されない」と思っている人こそ、巧妙に作り込まれた偽サイトや、親身なふりをしたメッセージにコロッと参ってしまうことがあります。

 

いやいやホント。これ私自身にも言えることですからね。今のところ見極めできてまだ騙されていない、というだけで自分も気をつけなければいけない、と肝に銘じます。

 

最後に、これだけは心に留めておきましょう。

  • SNSでのお金の話は、まず疑う。

  • 知らない相手からの「当選」や「お金がもらえる」は100%詐欺。

  • 不安になったら一人で判断せず、すぐに家族や警察(#9110)に相談する。

「自分だけは大丈夫」を「自分も危ないかも」に変えること。それが、今の時代を生き抜くための最大の防衛策かもしれません。

 

皆さんの周りでも、もし怪しい話を聞いている人がいたら、ぜひ止めてあげてくださいね。

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