tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

登山計画:梅雨明け一発目 [No.2021-188]

 

梅雨が明けたら即登ることに決まった。

 

今回は登山というより、地元の幼馴染と山小屋で宴会をするのが目的。

 

だから、二人共最も馴染みのある伊那市の西の裏山=中央アルプス西駒ヶ岳、に登る途中の西駒山荘で宴会だ。

 

一人の場合は1日目の内に山頂下のテント場まで行かなければならないし、テント装備だと重いので辛い。

 

時間もかかるので出発時間も早い。だいたい4時か、遅くとも5時から歩き始めないと午後の落雷が心配になる。

 

大気が不安定な夏場は14時頃から落雷の危険があるので、午前中行動が基本となる。

 

特に中央アルプスは、北アルプスなどと違い尾根が緩やかなため身を隠す場所が少なく、落雷や、真夏でも風による低体温症で亡くなる方が多い。

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今回我々の目的は宴会であるので、そんなリスクを犯すことなく、楽しみながら登り、到着後速やかに酒を飲む

 

これが最大で且つ唯一の行動目的となる。

 

これら行動目的を踏まえて設計したのが以下の登山計画だ。

1日目

桂小場 :06:00
野田場 :07:30
大樽小屋:08:30
信大分岐:09:00
津嶋神社:10:00
胸突の頭:10:30
将棊頭山:11:30
西駒山荘:12:00

このパターンでは、到着後山荘前のテーブルで宴会を始めて、15時頃から山荘の夕食時間まで昼寝。そして夕食後2次会としてまた酒を飲む。と言う感じになる。

 

あまり酒を飲まない人が同行の場合は、昼の酒を控えておいて、午後は将棋の頭方面か、将棊頭山の方に少し散策して景色を楽しむ、という過ごし方もありだ。

記念碑まで足を伸ばしてもいいね。

 

今の季節は山荘前のコマクサの花が咲いているはずだ。西駒のコマクサは花の色が濃くて他にはない美しさがある

 

二日目は。やや二日酔いの気持ちの良い感じで遅出の計画。

下りはロープウェイ。

西駒山荘:06:30
八合目 :07:10
西駒山頂:09:00
頂上山荘:09:30
中岳山頂:10:00
宝剣山荘:10:30
剣岳 :10:45
三ノ沢岐:11:50
極楽平 :12:10
千畳敷駅:12:40

 

登山届はこれを事前にネットで提出しておく。

私が使っているのは「コンパス」という以下のサイトだ。自治体や警察署と連携してくれているので、このサイトに提出することによって公式に登山届を提出したことになる。

www.mt-compass.com

 

その上、下山予定を過ぎても、このアプリの「登山完了」のボタンが押されず12時間だか24時間経過したら自動的に地元警察に通報が入る、と言う機能も利用可能だ。

なかなか便利だ。

 

今回は剣岳を通り抜けて、極楽平から千畳敷のロープウェイ駅に下ろうというのが計画。

 

しかし、気合が入らなければ宝剣山荘から八丁坂を下って千畳敷に下るという選択もありだ。

 

千畳敷ロープウェイ駅には生ビールがあるので、ここでこの日の最初の補給を行う。

 

駒ヶ根市まで下りたらソースカツ丼でも食べようかな。もちろんビールもだ。

 

で、ほろ酔いで電車で帰宅となる。

 

酒は好きな銘柄が瓶でしか売っていないので、このようなパックに入れて少し凍らせて持っていくと味も落ちず、重量も最小限になり、スペースも取らず良い。

 

んー!今週のうちには梅雨があけるというし、楽しみ全開だ。

 

<駒ケ岳の呼称について>

ところで、最近のガイドブックでは、この西駒ヶ岳のことを ”木曽駒ヶ岳” と表記している例を見るが、これは「俗称」だ。

 

同様に東駒ヶ岳も ”甲斐駒ヶ岳” などという俗称が使われている場合がある。

 

国土地理院の地図には「駒ケ岳」と表記されていて、伊那市の公式ガイドでは「西駒ヶ岳」という表記で、ここ伊那谷界隈の看板や資料に ”木曽駒ヶ岳” という呼称は一切出てこない。

 

駒ヶ岳についても同じだ。

 

有名な「山と高原地図では今は ”木曽駒ヶ岳” という呼称を使っているが、これも20年ほど前からで、私の持っている25年ほど前の「山と高原地図」には、西も東も「駒ケ岳」と印刷されているから、どこをどう間違ってあのような俗称を掲載するようになってしまったのか、固有名詞の呼称を勝手に差し替えるというのは、出版社として問題だと思う。



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