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会社員に必要な自己規律と順法精神とは [No.2021-177]

 

企業はステークホルダーの為にある」と言われているが、これを聞いた知識に乏しい人は、「企業は株主の方ばかり見ていてけしからん」とおかしな事を言う。

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ステークホルダーとは、顧客,従業員,株主,債権者,仕入先,得意先,地域社会,行政機関など全ての事業関係者を指すのだ。 

ja.wikipedia.org

 

だから「企業はステークホルダーの為にある」といって何の間違いも過不足もないのだ。

 

では、経営者にしてもその従業員にしても、本当にステークホルダーの為に働いているのか?というと大いに疑問が残る行動が見られるのも事実だ。

 

例えば、個人企業の社長が会社の土地に自分の使う高級車のガレージを持っていたりする。

 

その車は社長がプライベートで使っているのに、名義が会社になっていて税金は会社の経費で支払われている。

 

子供が夏休みに工作をすると言うので、お父さんが会社の工具を家に持ってきてそのまま返さない。

 

社員が出張に行くときに、金券ショップで格安チケットを買って、会社には満額を請求する。

 

例を上げればいくらでもある。これを読んでいただいている方々にも心当たりはあるだろう。

 

会社というのはステークホルダーの利益のために活動する神聖なものでなければいけない。

 

自己規律

 

順法精神

 

これは綺麗事でもなんでもなく、守らなければならなものなのだ。

 

「どうせ安い給料で働いてるんだからサ」なんて声が聞こえてきそうだが、もらっている給与の額は、自己規律や順法精神とは全く関係ない。

 

自己規律と順法精神について今一度考えてみる必要があるのではないか。

 


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今日の一曲
「I Always Get What I want」Avril Lavigne

 

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