14日の金曜日は天気が良さそうだったので地元の経ヶ岳[2,296m]に登ってきた。
経ヶ岳は地元おなじみの山で、中央アルプスの最北端のピークということになっている。
里山で山小屋はなく、山頂付近に避難設備も水場もなにも無いので日帰りプラン一択で行動しなければならず、これが登るには体力的に意外とキツイ山なのだ。
この山にはこれまで何度も登っているのだが、今までは仲仙寺ルート,大泉所ダムルート,中尾ルートを辿っていた。これら3つは下の写真では山頂の右側から登るルートだ。
今回は、写真の左端の権兵衛峠[1,550m]まで車で登り尾根を辿るという最近再整備されたルートで登ってみた。
見た目ラクそうに見えるので、楽だと思って行ったんだが大間違いでキツかったが楽しかったよ。
2,000m前後で下ったり登り返したりの繰り返しで、ホント修行しているみたいにキツイ。
2,100m辺りから残雪が見え始め、2,170mで登山道は雪の下となった。
迷わないようGPSを確認しながらルートを外さないように登ってゆく。
もちろん軽アイゼンを装着して安全確保。楽しいね!
経ヶ岳の山頂はそれほど眺望は開けていない。
湯を沸かしてカップヌードルを食べる。極楽タイム!
このルートのちょうど中間地点の「北沢山」1,969mからの眺望がすばらしい。
東に南アルプスの大パノラマ。
西にでっかく御嶽山。御嶽山の右遠方に写っているのは石川県の白山山系だ。
そして南側に、これもでかく迫って見えるのは中央アルプス西駒山系。将棊の頭,小さく西駒山荘,将棊頭山,西駒本岳。
しっかり遊んで、家に帰って風呂に入ってビールをいただき、泥まみれになった軽アイゼンを洗って干して...あぁ楽しい。
今朝(16日 日曜日)、地元紙「長野日報」にこんな記事が載っていた。
84歳で経ヶ岳に単独登山し、夜の9時まで粘ってから救助要請した後、さらに行動を続けて翌朝4時に自力下山したそうだ。下山途中ですれ違ったアノ方かなぁ?
無茶というかタフというか!
とにかく無事で良かったが、山は午前中行動が基本っすよ!
=====
今日の一曲
「カキツバタ」Pii
*本ブログに掲載している広告とリンクを除く全ての写真はtomo1961又はその家族が撮影したものです。
-----
私のもう一つのブログ「50歳からの単独行」も、是非御覧ください。
50歳から再度山に登り始めたお話を小説風に書いています。
こちらからどうぞ↓
https://tomo1961.hatenadiary.jp/