前回は、本人が少しずつ状況を理解し始めて体力も回復していると書いた。
しかしやっぱりデイサービスには行きたくないらしく、かといって私に言ってみても続けなさいとしか言わないので、結局母にゴネているようだ。
しかし、体力を回復してくれたので、何かと手がかからなくなって家族みんなが楽になってきた。反面愚痴を聞くのがつらい。
最近暖かくなってきて、デイサービスの週２回の入浴だけでは気持ち悪いので、母が家でシャワーを浴びることが出来ないかケアマネさんに相談していたのは知っていたのだが、一昨日風呂用の椅子のデモ機が届いていた。
アルミと樹脂でできていてかなり軽量なもの。高さ調整が出来、ウレタンのパッドを取り外して乾燥できるようになっている。
風呂用のものはレンタルはないらしく、こうしてデモ機を借りて機種を決めてから自分で購入する。
そして申請して承認されると介護保険負担額以外の分のお金が振り込まれる、という手順になっている。
この椅子を使って２度程シャワーを浴びたらしいが、椅子があるだけで、すこし母の手を借りれば、なんとか出来たらしい。
この伊那谷もようやく暖かくなってきたので、とうとう今年もお袋の畑作業が始まった。
毎年恒例だが、季節のはじめのこの時期は、先ずは母親が頭の中で営農計画をイメージしながら作業を始め、説明や指示があるわけではないので、今のところ私も妻も何も手を出せない。
今年は何をつくるんだろう？
いつものぶっといあの甘いネギは食いたいな。
じゃがいもさつまいもはまた大量につくるんだろうなぁ
どうだこの勇姿！
腰が曲がってるわけでもなく、重い肥料をすいと持ち上げて運んでいる。
もしかしたら私より長生きするのだろうと思える。
それにしても家庭菜園にしては広すぎるんだよなこの畑．．．
例年の通り、もうしばらく後に私にも動員命令が出て、出たら即出動することになるのだろう。
=====
今日の一曲
「桜が降る夜は」あいみょん
- provided courtesy of iTunes
＊本ブログに掲載している広告とリンクを除く全ての写真はtomo1961又はその家族が撮影したものです。
-----
私のもう一つのブログ「５０歳からの単独行」も、是非御覧ください。
５０歳から再度山に登り始めたお話を小説風に書いています。
こちらからどうぞ↓
https://tomo1961.hatenadiary.jp/
