先月末同居している87歳の父親が居間で転倒し、突然老老介護が始まってしまった事を書いた。
この記事では約3週間経過した今の状況を書いて行きたいと思う。
前回の記事では、介護保険取得のための最初の4ステップを書いたので、先ずはそれぞれのその後を書いておく。
1.介護保険申請について市役所の福祉課に相談した結果
市が手配してくれたケアマネージャーさんは、Mさん。
とても気持ちよく対応してくれる方で、メールでも連絡を取り合える。
これは私にとって大変助かる。
Mさんが中心となって認定のための調査や、手すり工事の手配を助けれくれている。
2.市の調査員による調査
3.ケアマネージャによる調査
調査は2時間半ほどかけて行われ、現在市の方で審議が行われている最中だ。
一般的に1ヶ月程度はかかるとの事。
調査の際に暫定の介護保険証を持ってきてくれた。
4.手すり設置など介護保険で出来る工事や必要なレンタル品の調査
可搬式の手すりはすぐに手配していただき、設置いただいた。
工事の見積もりが完了し、ケアマネージャーさん経由で市の方に提出済み。
こちらも審議があり、審議結果が出てからでないと工事は始められない。
一番困っている入浴については、ケアマネージャーさんが、一日預かってくれて入浴させていただけるデイサービスを手配してくれた。
で、2月9日の火曜日がデイサービス初日だったのだが、帰ってきた父がゴネ始めて困った。
言うには、風呂が汚い、若い娘に裸を見られるのはプライドが傷つけられる、手遊びなど子供だましで気分が悪いなどなど。
昼飯はうまかった...との事。
まぁわかるような気はする。
一日中居間のソファに座ったり横になったりしてテレビを見ているだけで、母親と私のヨメさんがが何から何までやってあげていて、本人はなにもしなくて良い。それで何年も不満なく過ごしてきた根っからのオタク老人だもんだから、いまさら外に出て人と関係することが苦痛のようだ。
あーあ、昭和の男は困るなぁ
次は13日なのでそれまでに説得するか、または別の事を考えなくてはという事になり、私自身もかなり焦った。
ところが二日後の木曜日に定期の通院に行き、本人がその先生の話を聞いて考えが一変したのだ。
今は珍しい熱血医師!
運動のこと、栄養のこと、塩分のこと、などなど身振り手振りで説明してくれて、本人は少しは考えたようだ。帰宅してからぼそっと、
「えっと、土曜日の持ち物はそろってるのか?」
だってさ。呆れたよ。でも助かった。
気持ちが随分変わったようで、土曜日のデイサービスから帰ってきた時はご機嫌で、「風呂が気持ちよかった」だって。
まぁ良かったよ。
その日は一日活動して帰ってきたので、さすがに疲れているようだったが、明けて今朝は自分で 杖をついて自分で歩いて居間に出てきたから、機能の方も回復方向に行くのかもしれない。あまり過度の期待をしてはいけないが。
さてこの調子でうまい方向に行ってくれたら助かるなぁ
そうそううまくは行かないのかなぁ
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