tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

老後のお金のこと 補足 [No.2021-006]

お金について、前の記事では思いついた流れで書いただけだったので、特に投資/運用についてもう少し書いておかねばならないと思う。

 

先に結論から書くと、長期,分散,積立でやっていくことで安全でかつ貯蓄より大きいリターンが得られる。

 

なんと当たり前な!どこにでも書いてある事をよくもしゃあしゃあと書けるもんだね。と思うだろうが、私が1年と少しだけ勉強し実践した結果、今の所やはり同じ結論に至っている。だから現役のうちにお金の運用をするのであれば、このような定石の範囲内でやるのがいいだろう。

でも、退職後は時間がいくらでもあるのだ!時間があるというメリットを有効活用し、プラスアルファの運用を行う事で、定石の範囲内で運用するより少しだけプラスのリターンを得ることが出来ると思う、というか実際に得られています。

 

さて、そもそも自分のお金を運用する目的は何だろうか?人それぞれ違うと思うが、先ずこれを自問自答してみてほしいと思います。

以下が私のその答え。

 

”今の時代銀行にお金をおいておいても金利が低くメリットが低い”

 

皆さんはどうだろうか?もし、私と同じような答えなのであれば以下続けて読んでみて下さい。

運用する目的は、銀行に預金するよりも少し多いリターンが欲しいということなので、長期,分散,積立だけでも十分だが、プラスアルファの手間をかけて少しだけリターンを増やす、ということになった。

”少しだけ増やす”だけという事、従ってそれ以上は求めないという事にしたので、リスクがある空売りに代表される信用取引などレバレッジがかかる取引はやらないことにした。

また、時間があるので、情報を得る、学習をするのに時間をかけてもよいので、お金がかかる情報商材や、自動売買プログラムなどは利用しない。私は最初少し失敗しちゃったけどね。

情報商材に関しては、Twitterやインスタ、YouTubeなどから引き込まれるので注意が必要だ。一つにはそれが金融商品取引業として金融庁の登録業者であるかどうか?というとろはチェックポイントではある。登録者でも無料で情報を出しくれている人は多いのでそういうサイトを頼るのはよいだろう。

例えば、いわゆる”ただの人”が信用取引を繰り返してLuckが続き、億単位の利益を出し”成功”し、その”ノウハウ”を情報商材として販売しているケースがある。
このような情報商材を買っても、彼(彼女)と同じ幸運に出会うことがなければ利益は出ない。その上不運に見舞われた場合は大きな負債を抱えてしまうこともありうるのだ。バクチをやるのか否か、やるならその覚悟があるのかどうか自問自答してからにしたほうがいい。資金がなくなった時点で自動的に退場になってしまうのだ。

バクチ=博打=賭博とは、金銭や品物などの財物を賭けて、偶然性の要素が含まれる勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は財物を得る、と言う仕組みのゲームである。(Wikipediaより)

したがって、例えば短期間の変動がなんの理屈や背景に倣わないFXはレバレッジがかかることもありバクチと言ってよいだろう。勿論広い意味で言えば投資は全てバクチと言えるので、どこで線を引くかはそれぞれの判断になる。

但し、バクチを全否定しているのではない。私はやらないし、このブログの記事にはそういう内容は登場しない、というだけの事。

加えて、あたりまえだが、Yahooファイナンス掲示板に書き込まれているような”情報”は個人の勝手な見解や思い込みがほとんどなので参考にしない。できれば見ないほうが良い。

 

さて、であればプラスアルファを得るためにどのように時間を使うか?人それぞれだと思うが、私のケースを書いてゆくので、皆さんの生活パターンや向き不向き、合う合わないなどの条件を考えて、応用してもらえればと思う。

書くまでもないが、運用は安い銘柄を購入して高く手放し差額を得る、が基本である。

 

私の場合は最初の3ヶ月は日本株だけをやっていた。その間経済の基本やチャートの読み方などの基礎を勉強し、コロナ禍により暴落した株価が回復してゆく時だったこともあり、そこそこの利益は得られた。ただこれがそのまま続くとは思えなかった。実際2次3次といわれる状況があり続かなかった。

そこで、米国株やETF及びネット証券の手数料が安い投資信託も順次追加し、結果自分の想定を超える結果が続いている。

米国株
中長期でみた値動きの特徴は、日本株は高低揺動しながら上がってゆくが数十年という超長期でみた場合は上昇トレンドとは言えない。一方米国株は止めどもない上昇トレンドが続いているので、割安でかつ有望銘柄を探し投資いてゆくと良い。

ETF
ETFも同様な考え方で米国や世界をターゲットにしている銘柄がよさそうだ。加えてNSDAQなどの指数に連動する銘柄が上がっている。

投資信託
eMAXISなどの手数料が安い銘柄からいくつか選び、それぞれ毎日5千円続けて購入しており、これも順調に上がっている。
毎日買っている理由はドルコスト平均法のメリットを最大にしたいためで、月次でもよいのだが毎日のほうが僅かだがより効果があるため、手間はかかるが私は毎日購入を続けている。

その他外国株
私は手を付けていないが、調べてみる価値はあるのかもしれない。

IPO
これも当たれば大きいですね。

 

割安かどうか、これから伸びてゆくのかどうか等をよく調べる。例えば2020年の夏頃なら、EVや自動運転系がよかった。今のアメリカの情勢を考えると、これからはSDGs関連銘柄、水素、全固体電池などになるかもしれない。という感じに手繰り寄せてゆく。

各国の政治状況なども日々得ておく。但し、新聞や地上波放送に代表されるいわゆるオールドメディアの情報だけでは正しい判断は出来ないだろう。場合によっては英語圏のサイトもチェックして、得られた情報をソース間で比較し、自分なりに分析して方向を見定める必要がある。

 

以上、なんだよそれだけかよ。と言われそうだが、時間をかけて納得し後悔のない運用をする。という点で各自の創意工夫が発揮されるところだと思う。間違っても”なんとなく”とか”好きだから”というような思いつきで自分の大切なお金を使うべきではない。というのがここで書きたいことである。

 

*投資関係の用語についてはここでは解説しないので、各々調べて欲しい。わからない用語をキーワードとして手繰りながら学習していくのもいいだろう。自分が納得ゆくまで調べる。調べる手間を惜しまない。というクセをつけると良い。

 

 

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私のもう一つのブログ「50歳からの単独行」も、是非御覧ください。
50歳から再度山に登り始めたお話を小説風に書いています。
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