tomo1961’s blog

-55を過ぎてギターを始めた男が早期退職した後の顛末'ing-

モチベーション

仕事において「暗黙知」と「形式知」を認識しておくという事 [No.2021-156]

「暗黙知」と「形式知」という言葉、概念があるのをご存知だろうか? これは、会社員として仕事をする上において、大切な事であり、知っているかどうかで大きな差が出る。 また、目の前の事象に対して、いちいちイライラするのか、それとも達観して落ち着い…

会社の未来に期待が持てない [No.2021-152]

若い人から、今勤めている会社の未来に期待が持てない、という話を聞く事が、これまで何度かあった。 会社員の時に同じ会社の若手から同じ事を聞かれたなら、自信を持って大丈夫だよ、と言えたのだが、いくら人生60年生きてきて、且つ会社員生活を37年も…

法律を知っておくのは意外と簡単 [No.2021-147]

会社員として勤めていると「彼はプロだなぁ」と感心するような人に何度も出会う。 彼らは常に新たな情報を仕入れているし、そういう行動が身についている人達だ。 私自身もそう有りたいと思い努力を続けてきたし、今もそれは、いわゆるクセになっていて続い…

出来る人ってどういう人?もう一つの視点 [No.2021-143]

先週「出来る人ってどういう人?」という記事を、いわゆるスキル(Skill)や知識(knowledge)の側面から論議してみた。 tomo1961.hateblo.jp ”出来る人”というのはいま一つ別の側面からも評価することが可能だ。 今回はそのもう一つの側面から”出来る人”につい…

記憶力と演説だけの人 [No.2021-140]

会社員として何十年も働いているといろいろな人に出会うが、一見のイメージと中身に大きな乖離のある人が少なからずいるのではないか? Sさんは、少し異常性があるのではないかと思うほどの乖離、違いが大きな人だった。 そして会社はそれを見破れずにズル…

出来る人ってどういう人? [No.2021-136]

皆、あいつは出来るヤツだ、というような事をよく言う。 だけど大抵はそれっきりだ、言いっぱなしにしておくだろう。 もし、あいつは出来るヤツだと思ったり、人が言っているのを聞いたら、その彼(ヤツ)の事をもっとよく観察してみるべきだ。 その彼はどう…

もうテレビが要らなくなる日が来ている [No.2021-135]

日曜日は「世の話題」について書いているので、いくら引用が好きでないと言っていても無理という事になってしまう。 少し前の記事(動画)だが以下を観た方も多いと思うが、もしまだの人は一見しておいた方がいい。 断定口調の成毛氏に対して、若い豊島、角…

やって見せなきゃ誰も動きゃしないゼ [No.2021-133]

以前チームについての記事を書いた。チームワークを論じる以前にやっておくべき事とはどんな事だ、という論議だ。 tomo1961.hateblo.jp しかし、私の経験からみても、リーダーが”チーム”について理解できている事の方が少なかった。 まぁ単に会社の教育が不…

退職後の「時間割」生活 〜増補版〜 [No.2021-131]

退職後は生活をパターン化した方がいい、という話を以前書いた。 tomo1961.hateblo.jp この記事からもう3ヶ月半経ったので、増補版という事で今一度書いてみた。 先ず、前回書ききれていなかった事や変化した事などを羅列しておく。・やりたい事がたくさん…

お題:やる気が出ない [No.2021-S024]

今週のお題「やる気が出ない」 「やる気が出ない」そっかぁ そういう時は身の回りを整えてみてはどうだろう? 「そんなのとっくにやってるよ」って? そうだろうか? 先ず、 ・いらないもの ・捨てていいもの ・すぐには使わないもの は目につかないかぃ? …

見極める力とは?何が正しいのか? [No.2021-129]

人は常に「一体何が正しいのか?」を考えて生きている、と思う。そして大抵はその「正解」に辿り着くことが出来る。 我々人類はすごい能力を持っているのだ。 しかし、時として「正解」なんてモノが無い時や、既に答えが出てしまっているような時に、それで…

「決断」の手順とは [No.2021-126]

37年間も会社員をやっていると、何度も決断をしなければならない場面に直面した。 以前に記事でも少し触れたが、決断する時には「腹を括る」事が必要だ。 tomo1961.hateblo.jp しかし、それほどの重大局面でない場合に、それこそ「腹を括る」ほどの事も無…

退職して「心」に起こる事とは? [No.2021-124]

毎週水曜日は退職前後の事について書いてきた。先週は退職後の手続きについて書いた。 tomo1961.hateblo.jp 今回は、退職前後で私自身のマインドがどうなったか、そして他の人はどうだったかについて書いておく。 先に他の人達について。 身近な人はほとんど…

嫌な仕事、難しい仕事は避けるか取り込むか? [No.2021-121]

あなたは嫌な仕事や難しい仕事は避けているだろうか? まぁ、出来れば避けたいが、しかたなくやっている、という人が多いだろう。 私は会社員時代、嫌な仕事も難しそうで失敗しそうな仕事も、出来る限り自ら手を上げて受けるようにしていた。 いまこうしてリ…

仕事で戦ってる人って必要? [No.2021-117]

仕事でよく見られるのが「戦っている人」だ。 彼らに聞いてみると「俺は毎朝”よし!勝負だ”と思って出勤してる」とかアホな事を言っていたりする。 果たしてそういうスタンスは正しいのだろうか? この命題については様々な視点があると思うが、私は現役時代…

会社員が守っている既得権なんて [No.2021-114]

少し以上大きな会社で長く会社員として勤めていると、その人の能力とは関係なく権利のようなものが拡大することがある。 その上でさらに、会社側から見て成果を残したとされた人の中から極少数が「役職」というモノを得られ、その「役職」に応じた権利も増え…

「社畜」期間を有効に活用するには [No.2021-106]

このブログを読んでくれている方々の中にも、現時点で、いわゆる「社畜」の状態にある方も少なくないだろう。 私自身「社畜」だった事があるから、その辛さや虚脱感、無力感はよく分かる。 しかし今思うと、あの「社畜」期間に得たことも、かなり多かった。 …

マネジメントスキルと優しさ人柄の関係とは [No.2021-103]

マネジメントは結果責任だ、というのはマネジメントを少しでもかじっていれば知っていることだ。 でもよくあるのが、マネジメントスキルが高い人は、 「人間としても良く出来ていて人格者である」 という勘違いだ。 もちろんそういう偉い人も多いし、できれ…

数字に騙されない力とは [No.2021-099]

早期退職してもう1年以上経ったが、このブログを書いていることもあり、時々気になって「定年」などのワードをキーにして検索してしまう。 するとまた、こういう”浅知恵”記事を見つけてしまった。 www.itmedia.co.jp あまり非難したくはないが、こういう浅…

暴走する「不寛容」の文化 [No.2021-096]

今、「不寛容」の文化が暴走を伴って醸成されていると思う。 有名人の、ほんの少しの言い回しの間違いや失言を、魔女狩りのごとく徹底的に叩く。 その叩き方たるや凄まじく「差別」発言への叩き方が恐ろしく差別的だったりする。 叩き始めたら最後、マスコミ…

努力は不要!時間を味方にしろ! [No.2021-092]

おそらくこのブログを読んでくれている方々は私と同年代だと思うので、今回の記事が役に立つかどうかわからないが、少し思うところがあったので、今回は敢えて若い人向けの記事として書いた。 もしこのブログに対象となるような方が辿り着いていたのなら幸甚…

「日本総ブラック企業時代」はどんな感じだったのか? [No.2021-080]

もう今では、そこそこ歳を食っている方々でも知らない人や、既に忘れてしまった人が増えていると思うが、かつて「日本総ブラック企業時代」という頃があった。もちろんこの名称は私が勝手につけたものだが、当時渦中にいた方々ならこの命名に納得いただける…

地道な積み重ねダケではねぇ 残念だがね [No.2021-075]

毎日地道に積み重ねてゆけば、必ずいつか報われると思ってはいないか? そうか、でもそれは勘違いだ。 個人はもちろん、企業や組織も皆成長してゆきたいし、してゆくべきだ。 それを「毎日の地道な努力」だけで達成できると思っているとしたら、間違いだ。 …

助けられた詩「勝者と敗者の間の大きな違い」とは [No.2021-068]

今私が使っているこの部屋は長男が大学卒業まで使っていた、と以前の記事に書いた。 tomo1961.hateblo.jp 息子は名古屋の大学に行ったので、その間ほとんど空き部屋になっていたのだが、帰省していた時には息子が使っていたので、全く手を付けていなかった。…